目次
ボタンや入力欄など、利用者が見て操作する接点のまとまり。 詳しく見る・サービスを知ってから使い終えるまでに、利用者が得る体験全体。 詳しく見るデザイナーは、使う人の課題を調べ、画面と体験を設計し、UIを形にして検証まで行う仕事です。平均年収は578.5万円、求職者1人あたり何件の求人があるかを示す割合。1を超えると求人の方が多い状態。 詳しく見るは4.73倍の参考値ですが、担当する領域や上流に関われるかは会社で大きく変わります。
この記事でわかること
- 実際の仕事内容と、デザイナーの一日の流れ
- 年収・スキルと、領域や会社による働き方の違い
- 担当領域・上流への関与を見分ける8つの確認項目
こんな人向けWebデザイン・制作・ディレクションなどの実務経験があり、UI・UXへ専門を移したい人と、これから未経験でUI・UXデザイナーを目指す人。
30秒で分かるUI・UXデザイナー
感覚のセンスに見えて、実際は調べて設計し検証を重ねる、体験づくりの仕事です。
UI・UXデザインの全体像
使う人の課題を調べ、画面と流れを設計し、作って検証しながら体験を良くしていきます。
この図で分かること:
- UI・UXの仕事は、調査から検証まで体験づくりの全体に関わる
- 使う人の課題と画面の使いやすさを、調査と検証で確かめている
- どの領域・どの会社で働くかで、関われる工程と裁量が変わる
UI・UXデザイナーの実際の仕事内容
使う人の課題を調べ、画面と体験を設計し、UIを形にして検証まで行う仕事です。見た目を整えるだけでなく、使いやすさそのものを設計する職種です。
事業会社でプロダクトを担当する代表例です。会社と案件の段階で時刻と比率は変わります。
デザインの流れと一日の時間の使い方の代表例です。会社と案件で変わります。
求人で聞くこと求人では、上流の設計から関われるか、調査や検証に使える時間があるかを聞くと、働き方の見当がつきます。
体験づくりを回す4つの段階
調べて設計し、形にして確かめる。この循環を繰り返すことが仕事の中心です。
UI・UXデザイナーの年収とスキル
平均年収は578.5万円(参考値)ですが、会社や事業段階、UI制作寄りかUX設計寄りかで変わります。担当する領域と役割で水準が違います。
数字で見るUI・UXデザイナー
対応する公的職業分類の全国統計を、需要と働き方の入口として確認します。
令和7年賃金構造基本統計調査による全国平均
所定内実労働時間
職業分類に対応する平均
令和6年度。求職者1人に対する求人数の目安
令和6年度。ハローワーク求人統計の月額
※job tag掲載の対応職業分類(UX/UIデザイナー)による全国統計です。勤務先の種類や個別求人の条件を示すものではありません。
数字の見方倍率4.73倍はデジタル人材の不足を映す高い水準ですが、担当領域や上流に関われるかまでは示しません。求人単位の確認が必要です。
年代別の平均年収
同じ公的職業区分で働く人の平均年収を5歳刻みで示します。個人の昇給曲線ではありません。
グラフを読み込んでいます。数値は下の表でも確認できます。
数値表を見る
| 項目 | 平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 363.0 |
| 25〜29歳 | 484.7 |
| 30〜34歳 | 559.5 |
| 35〜39歳 | 636.0 |
| 40〜44歳 | 686.3 |
| 45〜49歳 | 729.2 |
| 50〜54歳 | 722.4 |
| 55〜59歳 | 719.5 |
年収の読み方20〜24歳の約363万円から40歳代で約730万円まで上がり、その後はほぼ横ばいの形です。会社や事業段階、担当する領域による差が大きい職業です。
※個人の昇給を保証するものではありません。職業区分全体の平均で、勤務先の種類や資格で差があります。
UI・UX・リサーチ、UI・UXデザイナーの領域の違い
見た目・体験・検証と、担当するデザインの役割が違います。同じ「UI/UXデザイナー」の求人でも、どの領域が中心かを最初に確認します。
UI・UX・リサーチの仕事を比べる
| 比較 | UIデザイン | UXデザイン | リサーチ・検証 |
|---|---|---|---|
| 主な仕事 | 画面の見た目と操作を作る | 体験と画面の流れを設計する | ユーザー調査と使いやすさの検証 |
| 成果物 | 画面デザイン・部品 | ワイヤーフレーム・設計図 | 調査レポート・検証結果 |
| 求められる力 | 造形力とツール操作 | 情報整理と構造設計 | 観察と仮説検証 |
| 求人で聞く | 制作範囲とデザインシステムの有無 | 上流の設計に関われるか | 調査に使える時間と体制 |
選び方の軸同じ「UI/UXデザイナー」の求人でも、領域が違えば使う力も別物です。どの領域が中心かを最初に確認します。
領域によって、使う道具、求められる力、伸ばせる専門が変わります。どの領域を軸にするかで、日々の業務とこれから学ぶ内容が決まります。
事業会社・制作会社・受託開発、働く会社の違い
作る対象と、関われる工程の範囲が違います。上流への関与、担当する幅、デザインの裁量も会社の立ち位置で変わります。
事業会社・制作会社・受託開発を比べる
| 比較 | 事業会社(自社プロダクト) | 制作会社・デザインファーム | 受託開発・SIer |
|---|---|---|---|
| 扱う仕事 | 自社サービスを継続して改善 | 多様なクライアントのデザイン | 発注元の要件に沿った画面設計 |
| 仕事の進み方 | エンジニア・PMと近く反復する | 案件ごとに幅広く経験する | 仕様に沿って設計・制作する |
| 年収の傾向 | 会社と事業段階で差が大きい | 案件と役割で幅がある | 安定しやすい傾向 |
| 求人で聞く | 上流から関われるか | 担当する工程の範囲 | デザインの裁量の広さ |
職場選びの結論会社の立ち位置で、作る対象、関われる工程、デザインの裁量が変わります。給与だけでなく体制まで確かめます。
今のつらさは、UI・UXデザインではなく職場環境が原因かもしれない
「見た目だけ」と誤解される、調整の多さ、正解のない反復がつらいなら、UI・UXの仕事そのものではなく今のチーム・会社との組み合わせを見直す余地があります。
続けやすさを、行動と職場条件で確かめる
向いているサインだけでなく、同じ強みが負担へ変わる条件も確認します。
使う人の行動や不満を、思い込みでなく観察やデータから確かめられますか?
まず試す身近なアプリで使いにくい点を一つ選び、なぜかを利用者目線で書き出す情報や画面の流れを整理して、迷わない構造を組み立てられますか?
まず試すよく使うサービスの画面遷移を図にして、改善案を一つ考えてみる自分の案への指摘を受け止め、より良い案へ直し続けられますか?
まず試す一度作ったデザインを、別の観点で作り直して見比べてみる体験設計やリサーチの価値が伝わりにくく、装飾担当と誤解されることがあります。
エンジニア・PM・事業側との間で、実現性と理想の調整が続きます。
設計に唯一の正解がなく、検証と作り直しを繰り返す精神的な負荷があります。
続けやすさの判断三つすべてが得意である必要はありません。続けたい行動があり、負荷を支える体制のあるチームを選びます。
診断結果は適性を断定しません。診断経由では、該当する1タイプの理由だけを記事冒頭に表示します。
UI・UXの職場を選ぶときの見方
給与だけでなく、担当領域・上流への関与・検証に使える時間まで確かめて選びます。
「見た目だけの仕事」と誤解される、エンジニアやPMとの調整が続く、正解のない設計を何度も作り直す。こうした負荷は、上流から関われるか、チームの理解、検証に使える時間が変わると軽くなる場合があります。同じUI・UXの仕事でも、体制の差が働き方の差になりやすい仕事です。
UI・UXデザイナーの求人票で確認する8項目
給与と休日だけでなく、担当領域、上流への関与、リサーチの体制、デザインの裁量を質問へ変えて確認します。
求人の言葉を、8つの確認質問へ変える
あいまいな求人文言を、入社後の仕事と生活が見える質問へ変えます。
-
求人にある言葉UI/UXデザイナー募集
企業へ確認する質問UI制作とUX設計のどちらが中心ですか?
答えから分かること担当する領域
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求人にある言葉未経験歓迎
企業へ確認する質問ポートフォリオはどこまで求めますか?入社後は誰が教えますか?
答えから分かること選考と教育の基準
-
求人にある言葉上流から関われる
企業へ確認する質問企画・要件の段階から関わる余地はありますか?
答えから分かること仕事の裁量
-
求人にある言葉デザインシステムあり
企業へ確認する質問部品やルールは整備されていますか?誰が保守しますか?
答えから分かること制作の基盤
-
求人にある言葉ユーザー調査あり
企業へ確認する質問調査や検証に使える時間と体制はありますか?
答えから分かることリサーチの実態
-
求人にある言葉少数精鋭
企業へ確認する質問一人が担当する範囲はどこまでですか?
答えから分かること一人あたりの負荷
-
求人にある言葉フルリモート可
企業へ確認する質問レビューや調整はどう進めますか?
答えから分かること協業の進め方
-
求人にある言葉裁量が大きい
企業へ確認する質問デザインの提案は意思決定にどう反映されますか?
答えから分かること提案の通り方
比較の結論同じ言葉でも、答えが違えば働き方は別物です。担当領域・上流への関与・検証の時間まで答えられる求人を比べてください。
未経験・独学からの転職Q&A
未経験・独学からの転職は可能ですが、過程と検証を見せる自分の作品と制作意図をまとめた実績集。デザイナー採用の中心的な判断材料。 詳しく見るが鍵です。未経験で確認する点と、領域の選び方を分けて整理します。
未経験・スキル・働き方の現実
一般論だけで諦めず、スキルの示し方と領域の選び方を分けて確認します。
Q未経験・独学からなれますか?
なれます。学歴や資格より、考え方と成果を示すポートフォリオが重視される傾向です。独学でも、課題設定から検証までの過程を見せられれば評価されますが、教育体制は会社差が大きいため確認してください。
QUIとUXの違いは何ですか?
UIは画面やボタンなど「触れる部分」の設計、UXは知ってから使い終わるまでの「体験全体」の設計を指します。両方に関わる求人もあれば、どちらか寄りの求人もあります。募集がどちらを求めているか確認しましょう。
Qコードは書けた方がよいですか?
必須ではありませんが、HTMLやCSSなど実装の仕組みを理解していると、実現できる設計の幅が広がります。エンジニアとの調整もしやすくなります。求められる範囲は会社によって異なります。
Qグラフィックデザイナーから転向できますか?
造形やツールの経験は活かせます。ただしUI・UXでは体験設計や検証の考え方が加わるため、その視点を学び、ポートフォリオで示すことが転向の鍵になります。
Qポートフォリオに何を入れればよいですか?
完成した画面だけでなく、課題設定、調べたこと、なぜその設計にしたか、検証の結果までを見せると効果的です。過程と判断が伝わる構成が評価されやすい傾向です。
応募判断の基準「スキルを示せるか」と「領域の働き方に合うか」は別の問いです。ポートフォリオと担当領域を分けて考えます。
出典・免責
年収と求人統計は公的職業区分の参考値であり、個別求人の提示額や将来の採用を保証しません。適職診断のスコアとタイプ別理由は当サイト独自算出で、採用可能性や成功確率を示すものではありません。
すべての出典と参考資料を見る
- 参考資料:厚生労働省 job tag トップ
- 職種・適性の分類:当サイト編集部が上記資料を基に整理
GLOSSARY
この記事の用語ミニ辞書
- UI
- ボタンや入力欄など、利用者が見て操作する接点のまとまり。
- UX
- サービスを知ってから使い終えるまでに、利用者が得る体験全体。
- 有効求人倍率
- 求職者1人あたり何件の求人があるかを示す割合。1を超えると求人の方が多い状態。
- ポートフォリオ
- 自分の作品と制作意図をまとめた実績集。デザイナー採用の中心的な判断材料。
- ワイヤーフレーム
- 色や装飾を省き、画面の要素配置と情報の並びだけを示す設計の下書き。
- プロトタイプ
- 本格的な生産の前に、企画の狙いを確かめるために作る試作品。
- 求人票
- 仕事内容・給与・勤務時間・休日など、募集条件をまとめて示した書類や画面。
- 固定残業代
- 一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含めて支払う制度。みなし残業代とも呼ぶ。
RPG TYPES
UI・UXデザイナーに向いている診断タイプ
UI・UXデザイナーが求める働き方に、考え方や行動の傾向が近いのは次の3タイプです。
93%
風属性
風雅トリックスター
ひらめきで突破する
この3タイプの中では論理性が最も高いタイプです。
#2
92%
風属性
旋風ローグ
状況で型を変える
柔軟性90が持ち味のタイプです。
#3
86%
炎属性
爆炎アサシン
一点集中で仕留める
この3タイプの中では情熱が最も高いタイプです。
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