レジ締め
れじしめ
営業終了時にレジの現金と売上記録を突き合わせて確認する作業。
レジ締めは、その日の売上を確定させる作業です。レジの中の現金を数え、レジが記録している売上金額と一致するかを確かめます。金額が合わない状態を違算と呼び、合わない理由を特定するところまでがレジ締めです。
レジ締めの作業の流れ
店によって順番と担当は変わりますが、確認する中身はおおむね共通です。
- レジを締め、その日の売上記録(精算レシート)を出す
- 現金を金種ごとに数える(釣銭として残す分と、売上として上げる分を分ける)
- 売上記録の金額と、数えた現金を突き合わせる
- 差が出たら、原因を探す
- 売上金を保管場所や金庫へ入れる(入金を担当する場合もある)
- 翌日ぶんの釣銭を準備する
- 記録を残し、責任者へ引き継ぐ
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済は現金と分けて扱います。 決済手段が増えるほど突き合わせる先が増えるため、レジ締めにかかる時間も長くなります。
金額が合わないときに、まず見るところ
違算が出たときは、数え直しから始めます。それでも合わなければ、レジの操作記録をさかのぼって、金額の動いた場面を探します。
- 釣銭の渡し間違い — 千円札と1万円札の取り違えは、差額がそのまま1万円や9千円として出ます
- 返品・取消の処理漏れ — 現金は戻したのに、レジ上で取り消していない
- 両替や釣銭補充の記録漏れ — レジの外から現金が出入りしたのに、記録に残っていない
- 数え間違い — とくに硬貨。金種ごとに分けずに数えると起きやすくなります
差額と同じ金額の取引を探すのが近道です。 100円足りないなら100円の取引を、1万円足りないなら1万円札を扱った場面を見ます。
早く終わらせるためにできること
レジ締めが長引く原因は、締めの時間そのものより営業中の処理の残り方にあることが多いです。
- 取消・返品はその場で処理する(後回しにすると突き合わせ先が消える)
- 釣銭の補充と両替は、そのつど記録に残す
- 硬貨は営業中に金種ごとへ寄せておく
- 売上記録を出す前に、締め忘れの端末がないか確認する
似た言葉との違い
| 言葉 | 何をするか |
|---|---|
| レジ締め | その日のレジの現金と売上記録を突き合わせる |
| 棚卸 | 商品の実際の数を数え、帳簿上の数と突き合わせる |
| 精算 | レジの売上を集計して締める操作そのもの |
| 締め作業 | 閉店にともなう作業全体(レジ締めもその一部) |
レジ締めは現金、棚卸は商品を数えます。どちらも「記録と実物を合わせる」という点は同じで、合わなかったときに原因を探すところまでが仕事になるのも共通しています。
どんな仕事で出てくるか
小売店、飲食店、コンビニ、ドラッグストアなど、店舗で現金を扱う仕事では日常的に使われます。金額の責任を負う作業なので、担当できる人が限られる店も多く、責任者業務の入口として扱われます。 アルバイトから店長への引き継ぎ、シフトの交代時にも登場します。
出典・参考
- 厚生労働省「job tag スーパー店員」https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/57 (2026-07-19参照)