シフト制
しふとせい
勤務の曜日や時間帯を、一定期間ごとの勤務表で決める働き方。
シフト制は、勤務する曜日や時間帯を、一定期間ごとに作る勤務表(シフト)で決める働き方です。全員が同じ時間に働くのではなく、人ごとに勤務の時間帯が変わります。
固定勤務との違い
| シフト制 | 固定勤務 | |
|---|---|---|
| 勤務時間 | 期間ごとに変わる | 毎日ほぼ同じ |
| 休みの曜日 | 変わる(土日とは限らない) | 決まっている |
| 予定の立て方 | シフトが出てから決まる | 先まで読める |
| 向く職場 | 営業時間が長い・休みがない職場 | 平日日中に動く職場 |
シフト制が使われるのは、店や施設の開いている時間が、一人の勤務時間より長いからです。朝から夜まで開く店を8時間勤務の人で回すには、時間帯をずらして重ねる必要があります。
よくある呼び方
- 早番・遅番 — 開店側と閉店側に分けた勤務
- 日勤・夜勤 — 24時間動く職場での昼と夜
- 中番(中勤) — 早番と遅番の間を埋める勤務
- 通し — 早番から遅番までを続けて勤務すること
- 公休 — シフト上の休みの日
シフト制で確認しておくこと
求人を見るときは、勤務時間の幅だけでなく、決まり方まで確認すると実態が分かります。
- シフトはいつ出るか(前月か、2週間前か、直前か)
- 希望をどこまで出せるか(休み希望は月に何日までか)
- 早番の翌日に遅番が入るか(勤務間の空き時間)
- 土日祝の出勤はどのくらいか
- 変形労働時間制かどうか(月単位で労働時間を調整する仕組み)
「シフト自由」「希望考慮」は、必ず通るという意味ではありません。 何日前に出るか、何人で回しているかを聞くと、実際の融通のきき方が分かります。
生活への影響
シフト制は、平日に用事を済ませられる、混雑を避けられるといった利点があります。一方で、休みが人と合いにくい、起きる時間が一定しない、先の予定を入れにくいという負担もあります。
同じシフト制でも、勤務の変わり方が規則的かどうかで負担はかなり違います。 早番と遅番が数日ずつまとまっている職場と、日ごとに入れ替わる職場では、体への影響が変わります。
どんな仕事で出てくるか
小売、飲食、宿泊、コールセンター、医療、介護、警備、工場、交通など、営業時間が長い職場や24時間動く職場で広く使われます。サービス業では、シフト制であること自体が採用条件の中心になることもあります。
出典・参考
- 厚生労働省「job tag スーパー店員」https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/57 (2026-07-19参照)