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クロージング

くろーじんぐ

商談の最後に、契約するかどうかの意思決定を促すこと。

クロージングは、商談の最後に、契約するかどうかの意思決定を相手に促す場面を指します。「クロージングをかける」のように使われ、営業の工程のうち最終段階にあたります。

クロージングとは何をすることか

売り込みを強めることではありません。相手が決められない理由を取り除き、決める場を作ることです。

  1. これまでに合意した内容を確認する(要望、条件、金額)
  2. 残っている懸念を口に出してもらう
  3. 懸念に対して、事実で答える
  4. 次に何をするかを具体的に決める(申込、稟議、社内共有)

「いかがでしょうか」で終わらせず、期日と次の行動まで決めるのがクロージングです。決まらなかった場合も、いつ何を判断するかを決めておけば、商談は進みます。

よく使われる進め方

  • テストクロージング — 商談の途中で「もし導入するとしたら、いつ頃をお考えですか」と仮の質問をし、検討度合いを測る
  • 選択肢を絞る — 「するかしないか」ではなく「AとBのどちらか」に整理する
  • 懸念の言語化 — 「決めきれない点があるとしたら、どのあたりですか」と聞く

強く押して決めさせると、後で解約や不満につながります。 決裁権のない相手にその場で決めさせようとするのも、うまくいきません。誰がいつ決めるのかを確認するほうが先です。

商談の流れの中での位置

段階 何をするか
アプローチ 接点を作り、話を聞く場を設ける
ヒアリング 相手の状況と困りごとを聞く
提案 解決の方法と条件を示す
クロージング 決めるかどうかを促し、次の行動を決める
フォロー 導入後の対応と、次の取引につなげる

クロージングでつまずく原因の多くは、その前のヒアリングにあります。 何に困っているかが噛み合っていないまま提案すると、最後に理由の分からない保留になります。

別の分野での「クロージング」

  • 不動産・金融 — 売買や融資の最終手続き、決済を指すことがあります
  • 飲食・小売 — 閉店作業(クロージング業務)を指すことがあります

文脈によって意味が変わる言葉なので、求人票で見かけたときは業種と併せて読みます。

どんな仕事で出てくるか

法人営業、個人営業、不動産、保険、人材紹介、広告など、商談を経て契約に至る仕事で使われます。「クロージング力」は営業職の求人でよく挙げられる要件ですが、実際には提案までの積み上げと、決裁の仕組みを読む力に支えられています。

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